ダンスは
『その人の個性を発揮する場』
思っているんだけど、
そもそも個性っていうのは
基礎をしっかり積んで
修練しているからこそ、
培われてくる。
だから、
ダンスをその時々で楽しみながら
それとは別に
基礎を積み上げる事を
大切にしている。
人それぞれ
踊っているキャリアがちがうから、
踊り始めたばかりの人は
その瞬間を楽しむのがいい。
楽しんでいるから
続けることができるしね。
でも、ちょっとしたら飽きてくるんだよ。
それは、次のフェーズに上がる時。
年齢とか関係ないんだよね。
例えば、
今からやっても遅いから、とか
もう雰囲気だけでいい、とか
この発想自体が古い。
自分の人生を
謳歌しようと思ったら、
何歳になっても
自分が
昨日の自分よりも成長した!
と思えるのが1番充実感を味わえる。
そもそも人間は、
成長や発展に
喜びを感じる生き物。
だから私も、
この年になっても、
基礎を積み上げるし、
私の生徒たちにも
踊り楽しむ事とは別に
基礎を積み上げることを進める。
人間の習性を考えたら、
基礎を少しずつ積み上げていくこと無しでは、
『 本当の喜び 』を感じる事ができない。
ダンスを続けたくても
続かないんだよね。
ちょっとの修練があるから、
ちょっとの我慢があるから、
そのあとの喜びが永遠に続くの。
古臭い考えは捨てて、
自分のフェーズをどんどん上げて
人生を謳歌しよう。